パニック障害 家族の接し方

パニック障害やうつ病に代表される心の病を持つ人に対して、
家族はどのように接していけばよいのでしょうか?

まず大切なことは、家族が心の病気に対して理解し、知識を深めることです。
常に正しい情報を手に入れ、周囲の人が偏見を持たないとうにすることも重要です。

次に、決して焦ったり感情的になったりせずに、気長に見守る広い気持ちを持つことです。 「早く治ってほしい」という気持ちはよくわかりますが、心の病に関しては焦って行動しても逆効果になることのほうが多いです。 時間をかけてゆっくり治していこうというスタンスが必要です。

また、周りにいる人間ができるだけ平静に暮らすことも症状の軽減に効果があるといわれています。

パニック障害の完治のポイントは、当事者に「安心」を与えてあげることなのです。

パニック障害など心の病を持つ人は、「不安感」が気持ちの根本にあることが多いので、 どうしても物事を否定的に捉えてしまうという傾向があります。

そのようなときでも、家族がありのままを受け入れてあげることで 当事者に大きな「安心」を与えることになります。

日常の生活の中でも、感情的になったり、批判や議論を避けるということは大切です。 あなたの「そうだね、わかるよ」のひと言が当事者に安心感を与えるのです。

知識を深め、病気を理解する。そして「受け入れる」こと、「安心を与える」こと。
家族の方はこの点を意識して接してあげてください。

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