パニック障害の治療法

パニック障害の治療法には、大きく分けて2つの方法があります。
1つは精神療法、そしてもう1つは薬物療法です。

パニック障害という病気に対する医師の十分な説明と心理教育に重点を置くのが
精神療法の特徴的な治療方針です。

パニック障害は、パニック発作に対する不安感によって悪化していく病気なので
医師が症状についてわかりやすく説明し、心理教育を行うことがパニック障害の
治療の基本となります。

精神療法の中でも、その有効性について盛んに研究されているのが、
認知行動療法です。

認知行動療法では、どのような場所や環境に不安を感じるかといった、恐れている状況の暴露や、身体の感覚についての考え方をまとめたり、呼吸法の訓練が行われます。 不安に振り回されないよう、不安から逃れず、立ち向かう練習を行います。

薬物療法では、パニック発作の抑制のために抗うつ薬が使用され、 それと同時に
不安感を軽減するために不安薬が使用されます。

これらの薬物にははっきりとした有効性があって、適切な心理教育と 医師の指導を合わせれば極めて高い効果があります。

パニック障害は適切な処置をすれば必ずよくなる病気です。
ひとりで悩まず、早めに心療内科や神経科を受診することをおすすめします。

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